イトウ家の大旅行 サイパン編 2008  2

ここはAngelBreathです

 伊藤家の大旅行 Part4

 

   

■朝一でまず、ベーカリーに行く

 

 

 ホテルのブレックファーストもいいけれど、車もあるし、せっかくなので、

いろんなところへ行ってみたいと、焼きたてのパンやベーコンなどが

食べられるという“Hafa Adai Deli Bakery”でこの日の

朝食をとることにした、ママちゃん・ユウコ・あゆ・つーと

TARO・Kasumi・くんくんの7人。

 

自分でミールもパンもドリンクも選ぶ。

 

 

くんくんは旅行中の水分を全てスプライトで通していた。甘ッ!

 

 Kasumiはパンケーキ♪

 

フレンチトーストもありました♪

 

 

 

● この日は全員でサイパン旅行ではずせないところへ行くことになっていた ●

 

 

サイパンと日本

 

まだ高校生だった頃、クラスメイトのリエちゃんのお父さんがサイパンに遊びに行く

人達のことを、「あそこは観光で行くような所じゃない」と厳しく言っていたという話を

大人になってからも、心のどこかにとめていた。

リエちゃんは遅くに産まれた子どもだったとのことで、お父さんは多分、

戦争を経験されていたんだと思う。

 

「いまだに骨を拾いに来ている人もいるらしい」という話も聞いて、

遊び気分でそういうところに行ってもいいのだろうか?と思ったりもした。

それで、何となく「見ないようにする」「触れないでおく」まま、十数年もたってしまった。

 

だが、しかし、サイパンのことを何も知らないでいいわけではない。

せっかく行くのだから、そこで昔、どんなことがあったのか知りたい。

大ちゃんからバンザイクリフのことを聞く。

 

せっかく観光旅行で楽しい気分なのに、という人もいるかもしれないけど、

「行ったら確かに気持ちは落ちるけど、日本人として行った方がいい」

「広島の原爆記念館と一緒だよ」

と大ちゃんは言う。

去年ちょうど、始めて広島の原爆ドームと記念館を訪れたので、

言っていることがすぐに分かった。

 

何も知らなかった自分がすごく情けないことをしていたように思って、

あれやこれや調べてみた。

 

 

 

■■ バンザイクリフ ■■ たくさんの慰霊碑が建つ

 

日米の兵士とともに、日本の民間人や現地の住民らも犠牲になった

太平洋戦争の激戦地サイパン。

島の北端に2つの絶壁があり、追いつめられた日本の兵士や民間人の何千もの人が、

「天皇陛下、万歳」などと叫んで約80メートル下の岩場の海に身を投げた。

岩場に落ちればまだ一息で死ねるが、海に落ちた人は、何度も何度も岩にたたきつけられ、

辺り一面、海は真っ赤に染まった。

 

 

 

戦争中の教育によって、敵国に捕まれば耳や鼻をそぎおとされ、

女の人は辱(はずかし)めを受けると信じ込まされていたため、それよりは、

「自らの手で愛する者の命を絶つことがせめてもの慰めという心理状況に

追いやられ」わが子を殺して自決した人もいた。

 

 

バンザイクリフ Bánzai Clíff =ばんざい崖、絶壁

参照:http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/saipann.htm

 

 

 

■「おきなわの塔」と「韓国平和記念塔」

 

そういう歴史をふまえて、まずは「おきなわの塔」から。

当時の在留邦人のうち、6割近くを占めたのが沖縄県民だった。

そして、この塔は日本政府ではなく沖縄が建立した慰霊碑なのだ。

そしてその横には韓国政府が建立した韓国出身者の「韓国平和記念塔」があり、

韓国の花、「ムクゲ」が飾られていた。

 

彼らはみな、自分の意志でこの地にやってきたのではない。

日本の戦争のために、無理矢理連れてこられた人達だ。

どの戦争でも、激戦地に連れてこられる立場の人は決まっているのだ。

 

 

 

■旧日本軍最後の司令部 ラスト・コマンド・ポスト 

 

 おびただしい砲弾のあとが岩のあちこちに残る。

こんなにも美しい海なのに、かわいそうな地球。

 

この目で見て、肌で感じて、分かることがある。

文字や映像だけでは伝えきれないものがある。

 

  「おきなわの塔」のとなり、高い絶壁の下の洞窟にある最後の司令部。

広場にはボロボロにさびた戦車や、大砲の残骸が残されていてます。

 熱もやっと下がり、みんなと一緒にいられるように

なったヒロトモチャン

 

  だけど、ファインダーを通して見えるものもあるんだよ

 

■バンザイクリフで、ここで昔あったことを一族に

語り聞かせる大ちゃん。

みんなから「サイパン先生」と呼ばれる。

 「いらないことが書いてある看板」 にちょっと腹を立てる

イトウ家の人達。

ここでこういうことがあったという事実と、誰のために

誰が建てたというのだけで充分だ。

 

 

 

いろんな国のいろんな立場のいろんな宗教の人がいる。

国が違えば同じ出来事も、とらえ方が違って当然。

だから、シンプルに、ただ平和を祈るのみ。

「全ての戦争は悪」。

世界中の誰もが平和に暮らせますように、とママちゃん。

 

  

くんくん18歳。

時代が違っていたらくんくんも銃を持って人を撃たなければならなかったし、

ユキだって、竹槍を持たされて、かないもしない相手に向かって行かなければ

ならなかっただろう。

何度でも書く。正義の戦争なんかない。

 

あゆが言った。

「バンザイクリフに行こうっていって、え〜せっかく楽しい旅行なのにいやだ〜なんていうような

家族でなくて良かった」。

 

■スーサイドクリフ

マッピ山(標高250メートル)の断崖でも、

バンザイクリフでの集団投身自殺とほぼ同じ時期に、

追い詰められた民間人約5000人が飛び降りを図った。

米軍はここを「Suicide Clíff  」と呼んだ。

 

スーサイド(suicide=自殺)

誰が持ってきたのか、千羽鶴が飾られていたが

その先へ行けないようにフェンスが出来ていた。

 

 

 

 

 

 

 

鳥たちの住む島“Bird Island”にて。

でも島には直接行かないで、ここから

双眼鏡でウォッチするらしい。

 

ちょっと元気が回復してきたヒロ

 

 

 

お尻酸っぱいグロット

 

 

世界的にも有名なダイビングポイント“The Grotto”

本当は海の中に潜って神秘的な蒼い海の写真を

撮りたかったけれど、インストラクターと一緒に行かない

と無理なので、入り口を見るだけにしました。

 

 

急な110段の階段を下りていくと海に出られる。

高いところに立つと「お尻が酸っぱい感じ」になるというあゆ

 

 

 

 

← とりあえず、ここまで来ましたってことで、

おばかなポーズで記念写真のみ。

 

 

■大トカゲと大ちゃん

 

車で山を走っていると何やら前方の道路の真ん中にいる。

見たこともないような大トカゲだ。前を走っていた大ちゃんが車を停める。

とりあえず、カメラを持って車から降りる。

 

「ティッシュねえなあ。さわりたくねえな。」

とつぶやいたので何をするつもりなのかと思ったら・・・

 

 

 

 

道路には血のあとがあったし、動かないから死んでいるかもしれない。

でも、もし死んでいたとしても道路の真ん中にいたら、車にひかれて無惨な姿に

なってしまうに決まっている。思いがけずに見た大ちゃんのやさしさだった。

 

よく見るとお腹が動いていた。もしかして、生き返るかな。

「水をかけてあげようよ」とユキ

でもやたらに刺激したら危ないよ、そっとしておこう、とユウコ

 

 

 

 

 GoGo Gokart 乱暴者と負けず嫌い

 

大ちゃんが最後に連れてきてくれたのがここ。

ゴーカート、乗馬、ゴルフ、いろいろ出来るらしい。

大ちゃん・ユキ・ヒロ・あゆ・つー・Kasumiの6人はゴーカート。

こちらは二人乗り。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ユウコ・トモチャンは乗馬に挑戦!!

ママちゃんはどんくさいユウコが心配で、馬の耳元で

「すみませんねえ、初めて乗るんで、よろしくお願いします」

黒柳徹子さんの本に、そんなようなことが書いてあったと言って

試しに言ってみたらしい。

そのおかげかどうかは知らないが、

馬も心得たもんで、ゆっくり歩いてくれたらしい・・・

 

 

 

 

 

 

 

ヒロに運転をさせる無謀な大ちゃん

しかしこのあと、カーブで激突しそうになり、

焦ってハンドルを切るのである。

一応エンジンがあって、本格的なので、乗る前に契約書を書かされる。

その一番下に、ハンドル$○、バンパー$○、など、

破損した場合のペナルティ料金が書いてあり、

大ちゃんがぼそっと一言・・・

「全部ぶっ壊しても$300か・・・最初から払っとこうかな」

おいおい!わざとぶつける気〜?!汗・・・

結構、本格的なんです!これが!

かっとび魂の血が騒ぐ・・・が、

 

 

 

 

 

楽しかったね〜♪

全員で写真を撮るのにちょうどよいベンチだったので

スタッフのおじさんに撮ってもらう。

 

ハンドルも重いし、ブレーキの足の居場所がないし、

途中で疲れて「もうやめたい」と思うくらい

8分たっぷりコースを選んでしまったKasumiつー

 

しかーし!!ある瞬間 つーの乗った車がスピン!!!

 

ずっと見守ってくれていたスタッフに、あっという間に救出されるつー

あー、びっくりした。

事故は慣れた時に起こるというが、ゴーカートをなめたら

いかんな、と心して、それから 超安全運転になった小心者の2人。

 

だがしかし、最後に車から降りると、1周を何分何秒で走ったかという

記録が書いてある紙をくれたのを見て、

「そんなもの計っていたんだったら、もっとスピード出せば良かった」

負けず嫌いなKasumiであった。

 

 

大好きな韓国料理

 

 

 

 この日の夕食は大ちゃんおすすめの韓国料理屋さん「チョンギワ」へ。

辛いけど美味しいイカ炒めや骨付きカルビに舌鼓。

 

 

つけあわせ(?)のめかぶのようなものが

美味しかった〜!!

 

 

このあとエステに行くんだけど、キムチくさくなって大丈夫?

と思ったが、ここは南国、今はとりあえず、忘れることに。

 

 

 こちらは「オヤジ席」。

TAROが石焼きビビンバを食べていたので

つまみ食いをするためにのぞいてみると、

プーチンの話 をしていたので、

そそくさと退席する。

 

 

 

 ALL ITOH AGAIN

 

 

3日目のラストを締めくくるのは、Ladysのみのアーユルヴェーダ初体験

 

あゆが朝、予約の電話を入れてくれていたので、トモチャンも一緒に5人で初、アーユルヴェーダ。

部屋にはいるとプルメリアの甘く爽やかな香りが・・・

 

Kasumi:「額にゴマ油たらすのやりたい!」

ユウコ:「アビヤンガもやりたい!」

 

そんなこんなで4人はフェイシャルと3つセットになったコースにする。

トモチャンはフェイシャルとフットマッサージのコース。

 

トモチャンだけ先に呼ばれて別室へ。

あとはアビヤンガ先攻チームとシロダーラ先攻チームの2人組に分かれる。

 

Kasumiとあゆはまずアビヤンガ。

稽古とリハーサルで疲れ切っていた身体をインド式マッサージで全身

ほぐしてもらう。 ああ、極楽。

 

そして部屋を移動して、いよいよ一度やってみたかったシロダーラ。

でも日本では結構な値段なので、なかなか行かれないでいたのだ。

なんでも、心身の疲労にも効くらしい、インドの治療法の一つなのだ。

 

うわー、何人もの人が髪を撫でてくれている?!と思うような心地よさ。

額の少し上の方に、温かい何かが常に動いている。

これは初めての感触。

 

時々髪の毛をキュッと束ねて右側に置いたり左側に移したりしている。

 

Kasumiの担当は男の人だった。

 顔がずっと近くにあるので、この時 「キムチくさくてごめんなさい」

と心の中で思って、出来るだけ口を開かないように気を付けた。

 

コースが始まる前にユウコが、

「みんなで韓国料理を食べて来ちゃって、ごめんなさい」

と言ったので、おかしくてたまらなかったとつーが終わったあと、笑っていた。

  

コースが全部終わると、ドライヤーで髪を乾かす部屋に冷たいお茶が用意してあった。

 

「ほんまのインドの人やったな」

「流行ってるからちょっとこんなんもやってます

みたいなパチモンじゃなくて良かったね」

と、みんなで大満足でホテルへ帰る。

 

つるっつるになりました!!

 

  

 4日目へGo!