イトウ家の大旅行 2010年末~2011年元旦韓国ソウル年越し編 1
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イトウ家の大旅行 Part5 2010年末~2011年元旦 |
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それは大ちゃんの一言で決まった。
「またみんなでどっか行きてぇなぁ」・・・夏に大ちゃんちでBBQをした時のことである。
誰かが言い出せば話はとんとんと決まるのがこの一族の良いところである。 恒例のイトウ家の大旅行、今回は二度目の韓国。
実は大ちゃんは大の韓国びいき。そして、大阪組も韓国大好き。 行く前からもう、BBSで大盛り上がりである。
そう、イトウ家には親族だけが使っているシークレットBBSがあるのだ。
「写真館でチョゴリ来て一族写真撮りたい」 「韓国コスメ仕入れようかな」 「女子でエステ!」「垢すり、よもぎ蒸し、足つぼ!」 「丸ホルモン、それからナッチ(手長ダコ)カンジャンケジャン(蟹の醤油漬け)、 白いスープのソルロンタン」
すると・・・
「来月下見に行ってくるわ」 さすが大ちゃんである。 一族の旅行のために、下見まで行くとは、おそるべし。
そして10月には下見完了。
エアチケットもぎりぎりとれて、あとは出発を待つのみ!
「 待っとれソウル!」 もう大興奮の出発前である。
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・・・さて、今回の旅行の登場人物のご紹介・・・
* 欠席者 * 仕事の関係で日本で一人正月を迎える羽目になったTARO。 本場のキムチを食べさせてあげたかったなあ・・・
■羽田空港解禁 2010年 12月29日 8:30AM 羽田発 11:00AM 金浦着 朝焼けが美しい展望台
大ちゃんファミリーと合流、チェックインのあと、「羽田食堂」へ。 朝早いので朝食セットしかなかったが、これからまる3日、 日本食とはお別れなので納豆付きの【朝食御膳】をオーダー。 とても美味しかったけど、ソウルに着いたら大ちゃん御用達の 「サムゲタン」を直行で食べに行くので腹八分目に。 これから韓国料理三昧の予定、ペース配分を考えなくてはね。
■ ヒロ、メタボマンを歌う
食べ盛りの幸(ユキ)、食事制限をしているという話題 (だってご飯6杯おかわりするんだと!そりゃ、制限されるだろう!) をしていたら、ヒロが大きな声で 「パパ、太ってるからダイエットしてるんだよ」 ♪メタ・メタ・メタボマ~ン と更にメタボの歌までを歌い出す。 無邪気なこどもである。
■ 機内にて
少しウトウトしたと思ったらワゴンサービスの気配。 温かいお茶にするか紅茶がいいかと考えていたら、なんとお弁当が配られる。
さっき、【朝食御膳】食べたし、サムゲタン待ってるし・・・でも 食べなかったら捨てられちゃうだけだからもったいない。 いくらとエビをつまみ、ひじきとオクラの和え物(これが美味)は完食。 日本の航空会社ってやっぱりさすがね、と思いつつ、豆と親子丼は残す。
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■ 金浦空港着
寒っ!最低気温はマイナス12度、最高気温もマイナス1度。 くんくんが半袖半ズボンでこの先行けるかどうか、空港の外に出て確かめる。
結論はGO!であった。
そして大阪組の到着。
いつも大ちゃんがお世話になっていて、今回も運転などをしてくれる キムさん、チョウさんにご挨拶して、昼食、いざ、サムゲタンの店へ!!
■ WONと円 前回来たときはだいたい「0」を1つとって考えれば良かった。 今回は更に円高なので、100が85か70くらい。 ああ、余裕があったらこういうときにたくさん替えておきたかったな~ でも今、Kasumiは治療貧乏の上に借金地獄なので1万2千円だけ(少なっ) 何とか替える。しけてるけどしょうがない!
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■ 蔘鷄湯 삼계탕 ここはいつも行列をしているサムゲタンの専門店らしい。 大ちゃんの話に寄れば、7VS3くらいで韓国人、日本人らしい。 人気があってお客さんがほっといても来るので、観光客を連れてきて バックを渡すようなシステムにしなくても良いとのこと。 そして、大ちゃんが紹介した人全員、ここのリピーターになっているそう。
床があったかい。 寒い国、韓国の生活の知恵「オンドル」。 床が温かいってなんてしあわせなんだろう。
一人前食べるのに、フーフー言いつつ、みんな完食。 こんなに美味しいの食べちゃったら、もう日本で食べられないかも・・・
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■ 大統領も泊まるロッテホテル
そして今回の宿泊のロッテホテルへ。
ロビーにはこんなにきれいなものが・・・
沢山の人がここで写真を撮っていましたよ。
31Fでチェックインして、それぞれの部屋へ。
さすが大統領も泊まる五つ星のロッテホテル。 ソウルの中心部にあり、ほとんどの観光地が徒歩圏。 韓国を代表する最高級のホテルというだけあって、 部屋にあるアメニティも至れり尽くせりで、シャンプーリンス、ボディーローションは 高級ホテル御用達のロクシタンだし、広い浴室にはバスソルトも♪ ソーイングセットや爪ヤスリ、はさみやホチキスやセロテープ、修正液まであって 旅先であったらいいなと思うモノは全て揃っている感じなのであ~る!
■スイミングキャップの悲劇
夕食までにこのパンパンなお腹を何とかしなくては、というわけで、ホテルにあるプールに。 一応水着もみんなで持ってきたんだよね。ママちゃんはみんなの分のスイミングキャップを tosieさん(ママちゃんの妹)から借りて来てくれたので、それをかぶってプールに入る。 先に泳いでいたヒロのところに近づいていくと 「なんだ、かすみちゃんか、知らないババアかと思った」 と言われる。スイミングキャップ姿が美しいのは水泳選手だけ。 素直なヒロである。
■ 女子更衣室にて
水着に着替えるのにロッカールームに案内される。 すると、仕切りのカーテンもないといってママちゃんが 「こんなところで裸になって着替えたくない」 と係のオネーサンに英語混じりで訴えていたので、お風呂に入るときもここで 脱ぐのだし、お風呂屋さんと一緒だよ、と説明する。 たぶん、ママちゃんはスポーツクラブなどに行ったことがないので 知らない人と一緒に着替える事に慣れてないのだ。 毎日、多いときは4,5回は人前(女子更衣室ではあるが)で着替える仕事 (もちろんパンツだって脱ぐ。どんな仕事だ?)のKasumiからしたら、 ちょっと不思議だったが、慣れというのはそういうことかと思う。
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プールは普通にスポーツクラブにあるような、本気泳ぎの人用である。 イトウ家の人々は今日の夜の「生ホルモン」のためにひたすらカロリーを 消費すべく、運動する。ヒロもサイパンの時より、更に長い距離泳いでいた。 こどもの成長は早い。 体を壊していなかったら側宙で飛び込みを見せてあげたかったが、 療養中なのに、こんなところで無理してまた腰痛が悪化したらダンサー生命が 完全に事切れるのでおとなしくビート板で犬かきのような泳ぎに甘んじていた。
小一時間泳いで大ちゃんは「俺は満腹感は取れた」。
本気泳ぎ用にやや低めの水温設定なので、寒くなり、ジャグジーとサウナへ。 でもホテルの宿泊客の人で賑わっていて(?)のんびりする雰囲気 でもなかったので、そそくさと退場。
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■ 明洞の街を散策
まだ「生ホルモン」まで時間があったのでホテルの近くのストリートを散策。 プールにも入らず部屋でゲームをしていたくんくん。 せっかく韓国に来ているのだからと、無理矢理に連れ出す。 どんなことでも自分の目と耳と足と肌で経験して欲しいんだよね。
道の両サイドに縁日のように屋台が並ぶ。顔の半分くらいありそうなシュークリーム (幸が食べていた)も何軒かみかけた。おでんや焼き鳥などがいいニオイの湯気で食欲を誘っている。 カニなどどうやって道ばたで食べるんだろう?と思ったらハサミで切ってくれるんだそうだ。
ブランドのパチモンも数え切れないほど、しかも 「バッタモン・パチモン」と札付きで堂々と並んでいた。 羽田空港で見た「こういうものは買っては行けません」と ワシントン条約違反になる動物の毛皮や漢方薬、麻薬などと一緒に並んでいた シャネルやヴィトン、クロックスまであった偽物ブランド品コーナーを思い出す。 「やりたい放題やな」とあゆと笑った。 ブランドのコピー品ってどんな価値があるのかな? お土産にもらっても困るだけだと思うのだけど・・・
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■ ロッテホテルのイルミネーション そして一度ホテルへ戻る。
クリスマスとニューイヤーでホテルはいつにもましてきらびやか。 って、いつもは知らないけど。 さあ、これからいよいよ噂の「生ホルモン」だ!!
■ 韓国の渋滞
かなり時間がかかって到着。 それにしても「生ホルモン」てなんだ?
実は何年も前から一族の間で「韓国の絶品生ホルモン」の話は 大ちゃんから聞かされていた。でも、焼き肉王国大阪の人達と 大ちゃんが盛り上がるその話題にKasumiは今ひとつピンと来ないでいた のである。焼き肉といえば「タン塩」「カルビ」くらいしか知らないので 生とかホルモンとか言われても・・・・
「よほど新鮮じゃなければ出せないシロモノらしい」 「日本ではあまり食べられないらしい」 「とてつもなく美味しいらしい」 と、らしい尽くしだったのだ。
ジャーン! いよいよ登場。 一見イカ飯かと思うようなビジュアル。これは一体何?
店のおばさんが手際よく焼いてくれる。
ある程度火が通ると今度はハサミでちょんちょんと切っていく。 そしてタレの二度漬け。 「このひと手間がいいんだ」と大ちゃん。
これは牛の胃と腸らしい。3番目の胃らしい。 (牛は4つ胃を持っていることはKasumiでも知っている) ミノ、てっチャン、場所によって呼び方があるらしい。 目の前で見ていてもまだ「らしい」情報でしかないが、でも、ウマイ! とにかくウマイ!
かみ切れないゴムのようなイメージは払拭される。 これは食通大ちゃんが唸っただけのことはある。渋滞1時間かけても行く価値あり、である。 焼き肉だけど、タン塩もカルビもない、でも大満足。
この後、女子All Itoで垢すりを予約していたので先に店を出ようとしたら お米で出来たお酒(でもアルコールじゃない)を慌てて持ってきてくれた。
まずキムさんはママちゃんに先に渡す。 韓国では年長者をうやまう精神が浸透しているので、全てにおいてそうなのだ。 これはとても大事なことなんだな、と思い出させてくれる。何故なら 今の日本では、たくさん働いて働いて、年をとって老いた人は邪険にされることが多い。 優先席に何のためらいもなく座り、老人がそばにいても譲らない若者やサラリーマン達 は日常の光景だ。多分、韓国の人達から見たら異様な光景に映るかもしれない。 見習うべき心のあり方だなあと思う。
とまあ、そういう話はさておき、一行は女子会と野郎会に別れる。 大ちゃん、大丈夫か?!
そして、女子は究極の癒しへ
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■花マッド汗蒸幕にてAll Ito
「全員、イトウ様?」 「Yes ! We are all Ito !」
シンガポールでエステを電話予約するときに、日本の名前は正確に聞き取って もらえないことも多く、大勢だったのでいちいち名前をいうのが面倒になって あゆが「All Ito」と言い出したのが最初だが、 それ以来、ニューカレドニアでもチェジュでもサイパンでもAll Itoで通している。
ま、今回は83%イトウだからね。元イトウいれたら100%だし。
おばさんに我らの関係をあゆが説明してくれた。
結局ママちゃんをのぞく全員がほぼフルコースをやることに。 「足マッサージだけしかやりたくない」と言っていたママちゃんも みんなと終わりの時間を合わせるためにも、サウナ必須、顔の コラーゲンパックもやることに。
全員一緒に同じ事はできなかったので2人ずつに分かれる。
■10分ガマンすれば一ヶ月いい
Kasumiとトモちゃんのイモ&コモチームはまず産毛とり。 サウナで毛穴を開いてからがいいな~と思ったけど、そんな我が儘も 言えないので、言われた通りにあったかベッドに仰向けになる。
輪ゴムで弾かれているような感覚と思っていたら、あとから来て やはり産毛とりを向こうのベッドでしてもらっていたユウコが 「これは輪ゴムですか?」と聞いて「糸です」と言われている声がした。
目の下がちょっと痛かったが、最初におばさんが 「10分ガマンすれば一ヶ月いい。私44歳。」 といってつるつるの頬を触らせていたのを思い出す。
産毛とりが終わると肩、背中、腕などのマッサージ。 かなりの強もみ。
そしてサウナに案内される。
サウナは汗蒸幕(ハンジュンマッ)という狭めのドームのようなものと アメジストの岩盤が壁に貼ってあるアメジストサウナの2種類。 「熱くなったら自分で出てきて下さいー」と言われる。
イモとコモで汗を確認して、外へ。水を飲む。
■灼熱のよもぎ蒸し
次はよもぎ蒸しだ。 「熱くなりますけど、我慢して下さいー」とあらかじめ釘を刺され、 座り方や熱くなったときはかぶっているカバーをばさばさして、などの説明を受ける。
ところが、5分もしないうちにトモちゃんが 「熱いんだけど!熱い!熱い!」 と言って、てるてる坊主のようなカバーをもうばさばさしている。 Kasumiはまだ温かいかも?くらいだったので、もしや自分のは火が消えちゃったのかな? と思いながら他人事のように、熱がるトモちゃんを横目で見ていた。
すると・・・
キターッ! 「熱い!熱い!いいのかな、これ?!」
もうこうなると、子宮がどうとか、冷え症にいいとかどうでもいい。 いかにしてよもぎの熱さから逃れるか、ということしか頭になくなる。
しばらくしてオネエサンが呼びに来て灼熱地獄から解放される。
次にあゆとつーがよもぎ蒸し部屋に入ったのを見て、 「熱いよ~」と予言者のように言って立ち去る。
あとで聞いたら二人も相当熱かったようで、他でもよもぎ蒸しをやった ことがあるけど、こんなに熱くなかった、と言っていた。 熱さと効果の関係はいかほどに?!
さて、イモコモ姉妹が次に案内されたのはお風呂。 41℃のゲルマニウム風呂と42℃の人参風呂。 もう十分に熱いので半身浴のような感じでつかる。
「パパ(大ちゃん)は熱いお風呂が好きなんですよね」とトモちゃんが言うので 「43℃以上になると人間の体は酸性になっちゃうから、お風呂は42℃以下 がいいんだよ」などと豆知識を披露しつつ、垢すり台が空くのを待つ。
メインは垢すりである。 日本でも何度かやったことがあるので要領は分かっている。 ガシガシと裏表こすられ、出た垢を確認したかったけど、お湯でサーッと 流されてしまい、未確認のまま海草パックで終了。
人は何故、出た垢や切った爪、抜けた歯など確認したがるのだろうか?
次は全身泥パックだ。 ハケで顔から脇の下、指先まで泥を塗ってもらい、小部屋へ。 乾いたらシャワーで流す。
「えーと、まだやってないのはなんだっけ?」
ここまで来るともう、至福の時というよりも、自らベルトコンベアに のってしまったイモのようだ・・・
また2人であったかベッドに戻り、フェイシャルマッサージと足マッサージと角質取り。
かなり強めのマッサージだったので 「おかあさん、大丈夫かな、痛いって言えなくてガマンしちゃってないかな」 とトモちゃんが心配する。そうなのだ、ああ見えて案外、ママちゃんは人に遠慮して 言えないときがあるのだ。でも、みんなが終わるまであったかベッドで気持ちよく 眠っていたらしいことをあとで聞いてホッとする。
6人すべて終わったときにはもう他のお客さんは誰もいなくて、 従業員さんですら帰り支度をしている。それもそのはず、夜中の1時だった!
気持ちいいハズなのに、なんか疲れたね~~とぜいたくなことを 言いながらタクシーでホテルへ帰る。
まだ初日である。 なんと濃い韓国旅行の第一日目だったことか!
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