ヒジリガメ
別 名
アジアテラガメ
学 名
Hieremys annandalei
分 布
ベトナム南部、タイ、カンボジア、ラオス
甲 長
最大 80cm
食 性
ほぼ植物食
生息環境
流れの緩い池沼や河川
参考
左の個体はアルビノ(色素欠乏)
協力
CUBE
解説
非常に大型になる種。タイでは寺院の池で飼育されていることが多い。
成体は特に植物食が強い。
私的見解
輸入量は多い方ではありませんが、あまり見かけないと言うほどでもないです。ノーマル個体よりもアルビノ(色素欠乏)個体を見る機会の方が多いという不思議なカメでもあります。まあ、単に需要の問題だとは思いますが。
筆者個人的にはこのカメに限らずアルビノは目が赤くて顔がきつく見えるのでそんなに好きじゃないのです。きれいだとは思うけど。「ノーマルじゃあただの黒いカメじゃん」と言われたことがありますが、なにをおっしゃる。若い個体の目に走る鮮やかな黄色のラインを見よ!微妙な背甲の色彩の幽玄を!(だんだん壊れてきた)。スミマセン、地味なカメ好きなもんで。
葉野菜を中心に食べる菜食主義者ですので、小松菜やチンゲンサイ・各種水草などを中心に与えましょう。人工飼料も食べない事はないですが、いずれにせよ葉野菜と併用した方が無難です(配合飼料のみだと突然死することがあります)。
水温は高めにします。意外と泳ぎはうまいので水深は深めでもかまいません(亜成体以降)。ただし陸場は必ず作ります(日光浴もよくしますので)。
穏和だし人慣れもするのですが、欠点として水をすばらしくよく汚すのと、最終的にでかくなりすぎるところがあります。まあ、万人にはお勧めしません。こんなカメもいます(飼ってます)よってことで。
食料・ペット目的で多量に捕獲されるため、2002年サイテス会議にてサイテスU類に指定されることが決まりました。
ええ、最後に、このカメは縁起物とされ、アジア各地の寺院の池でオオヤマガメなどとよく一緒に飼われています。学名の
Hieremys
も「聖なるカメ」という意味です。粗末に飼ったら仏罰当たるかもしれません(笑)。