オオセタカガメ
別 名
学 名
Kachuga dhongoka
分 布
インド北部、バングラデシュ、ネパール
最大甲長
41.3cm
食 性
植物、貝類等
生息環境
大きな河川
協力
エンドレスゾーン



解説

 セタカガメ属Kachugaのうち、第4椎甲板の前縁が第3椎甲板と広く接するセタカガメ亜属Kachugaに属する。この亜属は属内でも大型になる3種(オオセタカガメK.dhonghoka、ニシキセタカガメK.khachuga、ビルマオオセタカガメK.trivittata)が含まれる。
 背甲には3本の黒いストライプが走る。
私的見解

 見かける機会は非常に希です。15〜20cm前後の野生捕獲個体が流通しますが、ごく希に7cm前後の幼体が繁殖個体として輸入されることがあります。実際に繁殖されたものであるかは不明です。元来生息数が少なく、繁殖形態も少数のため、2002年サイテス会議にて本属の全種がサイテスU類に指定されることが決まりました。
 本種を始め、大型になるセタカガメ類はどれもカラグールガメなどのカワガメ類を連想させ、実際生態もそれに近いところがあるようです。すなわち、広くて大型のケージが飼育に必要となります。本種はオオセタカガメの和名に反してセタカガメ亜属では最も小型です。かといってそう誰でも飼育できるサイズではありませんが、それでも90cm水槽が用意できればひとまず飼育は可能でしょう。
 水温は高めに保ち、体が乾かせる陸場を作りましょう。陸場にはスポットライトを照射します。スペース的に陸場を用意できない場合は、定期的に乾燥させてやります。勿論紫外線を含む爬虫類専用ライトの設置は必需といえます。
 餌は小型の亜属を含む全てのセタカガメ類の飼育に共通して植物質をメインに与えます。小松菜やチンゲンサイ、大根の葉などの葉野菜の他、桑の葉、タンポポ、各種水草などが良いでしょう。配合飼料も与えてかまいませんが、少なくとも50%以上は植物質を与えてやりましょう。