歩いている時には無理をしていても気がつかないのだろうか?千メートル以上の山には登ってはいけない、という注意を軽く考えていたせいか?疲れが溜まり、神経も結構疲れていて、意識だけが先走りしていたので身体がもう、イヤー!と悲鳴を上げたのか?
3人のエンジェルが今日の午前中にバールにコーヒーを飲みに来るはずだったがなかなか来ないので置手紙をして彼らのためのコーヒー代を置いて外に出た。城の遺跡を見に行った。スペイン語の未熟さのせいで時間でも間違えたかな?
夜8時のミサに出る。古い聖堂が今まで多かったがここはかなり新しい。すぐ前の席に赤ん坊の乳母車を横においているすごく若い母親がいた。横顔が死んでしまった私の娘にそっくりだった。近くの席の小学生ぐらいの男の子が落ち着いて座っていられないのか、赤ん坊のほうにすぐ来たがる。お父さんに引き戻されてもまた繰り返している。その若い母親はあまり気にしてる風でもないが、父親のほうがうるさいほど息子に干渉している。
ミサが終わって外に出たら雨が降っていた。
結局二泊三日で七回お風呂に入り、独り寝!をして生き返った。
街を抜ける道を間違えたらしく交通量の多い舗装道路を行く羽目になった。やっと次の村で本来の田舎道のカミーノに戻れた。ほっとする。体調が良い。写真を取らせてください、とか声をかけられたりして、おっと、休養明けで今日はいい女になったのかなと思う。
ゆっくり歩いて15.6km、カカベロス。贅沢をした後だからどんなアルベルゲでも我慢できると思っていたが、全てが二人部屋という教会の塀を改造したモダンな建物だった。塔の上ではここでもコウノトリが巣を作って子育てをしていた。へんな鳴き声だった。クククーとかケケケーとか。
同室のブラジル人のお姉さんは二回目のカミーノだと。何故二回も?一回目が終わった時サンティアゴのカテドラルでどうしてももう一度歩きたいと思ったの。その時はお金も時間もなかったからあきらめたけど、8年たってやっと来れたの。子供達は二回目なんてクレイジーだと言っていたけど… 足の豆で今は休んでいるらしい。英語、ドイツ語、スペイン語、もちろんポルトガル語もべらべら。
ヴィルジーネ教会はバロックでひどく気に入った。キリスト像も初めて美を感じた。夜8時からミサ。かなりの人。