パンプローナはすぐそこだった。大きな町なので何でもあるかと期待したが、歩いている範囲では見つからない。本屋があったので「道」の案内書を探す。皆が持っている各国語の小型版があるかと思ったらスペイン語の大判しかない。迷ったが買う。本屋の窓の外を巡礼者が通り過ぎてゆく。あのいびきのおばあさんがノルディックを2本使い普通のピッチでしかしつらそうに私の目と鼻の先に現れ通り過ぎていった。笑い話のネタに散々使ってきたことが申し訳ないと感じた。
既になくしたもの:マッサージボール1個、ボールペン1本、タオル1本、簡易雨具(破れた)
婦人警官がいたので雨具を買いたいのだが、と聞いたらその辺にいたおじさんに案内を頼んでくれた。スポーツ店ではなく中国人の経営する雑貨屋に連れて行ってくれた。本格的なポンチョが欲しいのだが。
初めて銀行に寄り しかしオートマティックは外にあるので、道路でユーロを下ろす。一回では出来なかった。
今日の予定のシズール・メノールまで9km。小さな町。通行人にアルベルゲ(巡礼宿)を聞いたら目の前だった。玄関の間で待たされたが、中世の世界にいるようだった。壁も家具も扉もどっしりとしている。大きな木の茂る庭をまわり宿舎に入る。別棟のキッチンで韓国の女の子に会う。初めて東洋人の巡礼者と同宿だ。パソコンがあったのでメールを送ろうと思ったが、分からなくてそばにいたドイツ人に手伝ってもらった。