スピーカー

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球面開口の大型マルチセルラホーンは、個々のホーン同士の干渉でどんなに優秀なドライバーをつないでも4kHz付近から上が落ちてきます。実際に聞いてみると指向性が優秀なので、そんなにハイ落ちの感じはしませんが、繊細な表現には欠けます。中音域ではフルサイズホーンの良さが十分に発揮され代え難い魅力があります。4kHz付近から追加するとなると、まだスーパーツイーターでは役不足で、特にアタックが弱く感じられ、音質上のつながりに難がありました。そこで初めはホーン無しで、後にJBLのHL93を付けて同じWE-594Aドライバーを、コンデンサでつないで高音域の改善を試みました。WE-594Aの最高域は実測で約12kHz程度まで伸びていました。近距離で聴く場合にはかなり効果があり、定位感、音の輝き感が改善されました。実はWE-594AはJBLやその他の2インチドライバーとはホーンへの取り付けねじの位置及び極わずかですがスロート口径が異なり、現在の市販ホーンはほとんどそのままでは使えません(旧いアルテック(WE)の31型はそのまま使えますが)。JBLのHL93の取り付けに当たっては取り付け穴を4箇所開け、鹿皮でパッキングを作りました。 また、開口部にある防塵ネットは破けていたので、代わりになるものを探していたのですが、シルクでは細かいものが見つからず、メッシュが近かった妻のナイロンスカーフのお古をもらって使いました。

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平成10年9月27日  ペ−ジ制作:が−