7月の真空管

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7266

Eh : 6.3V, Ih : 0.215A, Max d-c output current = 2.0mA, Max peak inverse voltage = 600V, Max peak current = 10mA,

Tube voltage drop : 1.0V at 1.0mA d-c.

 

7266は高周波用の二極管で、市販された中では、もっとも小さい球の一つだとおもいます(ただし太さはSMT管の5704,EA71の方が細い)。写真のサンプルは東芝製ですが、米国のGE1955年に発表したセラミック受信管の一種です。東芝から昭和38年に「スタックトロン」シリーズとして7077(三極管)といっしょに発表されました。一年後、7486、8506が発表され、主にTV低可視聴地域解消のためのUHFサテライト局の増設に用いられた様です。セラミック受信管については別途特集で詳しくお話したいとと思います。構造はGEが戦中に開発した2C39,2C42などのライトハウス管 を踏襲したプラナー構造ですが、電極にチタンを用いセラミックを絶縁体として交互に組上げたスタックドチューブの一種です。セラミックは改良フォルステライト(ZrO2-MgO,SiO2)でチタンとはニッケルを用いた活性金属法により接着しています。電極として用いられたチタンのゲッター作用で小型でありながら良好な寿命が得られています。電極が小さいため電極間容量が小さく、電子走行時間が短いなどの特徴があり、もっとも進化した高周波用二極管でしょう。しかし半導体の出現によりあまり活躍できなかった様です。類似管として同じGEの7841があります。外形は同じですが、耐圧がやや低く(350V)、電流はやや多く(5mA)、パービアンスが少し高い球です。

 

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平成9年7月20日  ペ−ジ制作:が−