現用オーディオシステムについて

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オーディオは楽しい。

真空管がほのかに赤く灯るのを見るのも楽しい。

重いスピーカーをドッコショと動かしまた元に戻すのも楽しい。

ああしよう、こうしようと考え、悩んで何もできないのも楽しい。

 

普通?の会社員なので、「帰宅してからちょっと好い音楽を聞きたい」と言うような

聞き方が多く、また夫婦で少しはゆっくりとキース・ジャレットを、

または、休みの日にベランダに漏れてくるMIDORIの弾く「愛の挨拶」を聞きながら洗濯ものを干す。

こんな感じで聞いています。

 

私はオーディオが好きです。

でもオーディオはこうでなければいけないとか、XX形式以外はだめだとは、全く思いません。それぞれの人が、個性を出してイイオト?を作り出せばいいと思います。

 

そんなわけで、我が家のシステムは、

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妻も使うので操作が簡単。…CD専用とし、一つの電源SWと音量調節のみ、

小さい音でもイイオトで聞きたい。…夜静かに、雑音が少なく、明瞭な音質?

真空管が好き。…だからなるべく負担を軽くして長寿命にしてあげたい。

イイオトがしそうな物が好き。…理論的に良く考えられて作られた物、オリジナルに近い物

 

と言うコンセプトで徐々に積み上げられてきました。音質を決めるのはIN/OUTが大事だと思い、まずスピーカーを決めました。次にCDプレーヤー、それをアンプがつないでいる感じです。そのため、アンプは、専用の設計(600Ωバランス入力ATT付き、24Ω出力)で一般性は無くなってしまいました。

オーディオに精通された方々から見ればなっていない(サンソン・フランソワの後期演奏のような末端肥大症的こだわり??)と思われるかもしれませんが、でも案外普通で仕事の疲れが取れる音がしていると勝手に思っています。

 

CDプレーヤー:プレーヤーはVictor XL-Z1000でフロントローディングが少しめんどくさいけど気に入っています。D/AはLUX DA-07で、古いのでレンジは狭いですが滑らかな音が好きです。同軸ケーブルでつないで使っています。アンプへは600Ωバランス出力を自作のバランスケーブルで接続しています。

アンプ:私は小音量で聞くことが多いので、音の繊細さ、鮮明さを大切にしたいと思い、単段のアンプに落ち着きました。あまり多段のNFBアンプは合いませんでした。

出力段だけ単段アンプのアンプを作り、いろいろな真空管を使って試してみました。WE系ではWE300B,WE205D,WE205F,VT-2,WE275A,WE211D,WE252Aなど、RCA系では250,245,171A,2A3(1P,2P)など、英国系ではP650(MAZDA),P625(MOV),PX-4(旧ナス),PX-25,ドイツ系ではRE134,RE304,RE604,RS241,RV239,RV258,AV1036,Da,Ca,Ed,Ecなど、その他E406N,U4H,U4E8,NEC-205-DN,超45(Don),6G-B8(3結)などを試してみました。その結果、ドイツ系の飾らない音が好みに合うことがわかりました。またスピーカーの効率が非常に高いため、低利得、低出力アンプで間に合うので、単段で十分実用になることがわかりました。そして最終的に最も私の好みに合った繊細な音がする、蒸発型Baフィラメントを使ったTelefunnken社製のAD1をトランス結合で使ったモノラル単段アンプを2台作りました。トランス類もタムラ、タンゴ、LUX、UTC、TRIAD、STANCOR、WEといろいろと試しましたが、現在はINPUTはWE-285L(600Ω:75kΩ)、OUTPUTはWE-520A(2000Ω:24Ω、邪道ですがPP用の一次側に直流を流しています)を使っています。魔法使いの弟子さんご推薦のルンダール社のトランスも気になっていて検討中です。フィラメントはWE-RET-71kヒーターチョークを使い、直流点火しています。音量調整には600Ωバランス型のHN-65CS(東京光音電波社製)を左右別々に使いました。

AD1は実効プレート電圧 200V、プレート電流 47mAと言う軽い動作で、乾電池(9V*4=36V)による固定バイアスです。実測出力は、最大2.5Wでした。残留雑音は、0.2mVと低くなっています。

スピーカー:ホーン型スピーカーのしゃっきりした音が好きなので中高音部はホーン型を使っています。中音部はWE-594A L.S.Telephone(我が家では何故か「目玉の親爺」と呼ばれている?)最初は Dukane社の10セルのマルチセルラ ホーンつなげていましたが、高音部に少し低下が感じられたため、WE-594A専用のWE24Aフラットフェースマルチセルラホーンに変えました。300Hz以上を受け持たせていますが、ホーン鳴きも感じられず、高音部の伸びもよくなりました。低音部はJensen社のG-610C38cmウーファー部を用いています。さらに、このようなスピーカーを本来の目的では無い近距離で聞くため、4kHzからJBLのHL93 ホーンを無理矢理付けたWE-594A(我が家では何故か「カモノハシ」と呼ばれている?)を、最高音部を補う目的でG-610Cのツィーター(RP-302相当)を追加しています。 これによりステレオの定位が良くなりました。

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WE-594Aのフィールドコイルは24V/1.25Aですが、なかなかのくせ者でエキサイト電源により音質が微妙に変わります。面倒ですがチョークコイルは必要で、しっかりした電源を作るとそれに答えてくれるようですWE-RET-220AWE-RET-71kチョークコイルを直列に入れたところ静かさが増した気がします。また、フルサイズホーンでは素晴らしい音質を発揮してくれていますが、110db/w/m以上という圧倒的能率でさすがのG-610Cも追いつけず、WE-18A オートトランスをアッテネーターとして使っています。ネットワークはWEのD-168574オイルコンで12dbのタイプを自作しました。

電源AC電源安定にNF回路ブロック社の4715交流安定化電源を用い、デジタル機器には個別にNF回路ブロック社ノイズレストランスを挟んでいます。

その他:レコードプレーヤーはレンコ社のL-75(1680回転)がありますが休止中です。プリアンプ(Telefunken-AC701,GE-7625使用 )も休んでいます。サブスピーカーにはWE-755Aを使っています。

 

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 e-mail : mixseeds@seaple.icc.ne.jp         

平成9年11月23日  ペ−ジ制作:が−        

平成11年2月16日  更新