| マリオの独り言 「日本の未来」 |
地元のネットからぼくに「日本の未来」について何か書いてくれないかと頼まれ、最近ぼくが考えていることを気が向いた時だけ書くことにした。 「プロローグ」 もう13-4年も前になるだろうか。パソコン通信、ニフティ・サーブで青森フォーラムのシスオペ(議長)をやることになった。テーマを何にしようか迷った。20歳の時10万円をポケットに世界32カ国を2年間放浪し日本へ帰って来た時感じた「日本人のアイデンティティ喪失」それをテーマにした。 津軽が歴史上で一番輝いていた時期、中世の津軽から見た「日本」である。実はアメリカ、欧州、アラブ、インドを通して「現在の日本」を見ていたのだが。津軽の中世、鎌倉、室町時代はいまの時代とよく似ている。タタラ製鉄が盛んになり、鉄の生産が急激に進み、それにつれ農業生産も確実に伸びだした。公家・貴族の力が徐々に弱くなり、武士が台頭し始めた時代である。時代の転換期であり、アニメ映画「もののけ姫」の時代でもある。 平清盛は瀬戸内海航路や港湾整備などの行政的手腕はすごかったが歴史の流れを読めなかった。それに比べ源頼朝、彼の行政的手腕はたいしたことはなかったがただひとつ次が「武士の時代」であることを察知し、時の流れを見抜いたことである。関東の武士団を統合し頼朝は鎌倉に幕府を開いた。為政者やリーダーにとり時流、時の流れを見極めることは非常に大切なことである。 現在の日本は工業社会から脱工業化社会、高度情報化社会へと向かって急激に社会が変化している。いわゆるIT革命の真っ只中である。この流れに日本は乗り遅れた。特にエリート集団がこの流れを読めなかったのが日本の不幸でもあった。時代はソビエト連邦が崩壊し冷戦が終了。米国の軍関係に集中していた1%のエリートがニューヨークのウォール街とシリコンバーレーへと向かった。しかし日本の1%のエリートはあいも変わらず一流大学を卒業すると官僚になり天下りを夢見ていた。 また中国は世界の生産工場となり安価な製品を大量に吐き出している。崩壊したソ連、現在のロシアは政治、経済、軍が混乱状態にあり、政府がコントロール不可能な状態に陥っている。その影響で裏の社会、マフィアがロシアのすべてを闇で売りさばいている。この中国とロシアの影響で世界中に物が溢れ長期のデフレがはびこっている。 特に日本は現在海外からの動物型生命遺伝子を持つ騎馬民族・遊牧民族的詐欺師集団により円高の圧力を受け苦しんでいる。今年の3月日本の株価が下がり政府は空売りをやっとのことで規制し下げが止まった。米国は1929年におこった大恐慌での教訓をいかしこの詐欺師集団の空売りにたいし強力な罰則のある法律「アメリカ証券取引所法(1934年法)2条」で規制している。日本はのんきなものだ。 また時代は次の幕に移っているのにもかかわらず古い政治家、官僚、マスコミ、そして太平をむさぼっている「日本村人達」は古い体制を維持しようとしている。時代は国境が消え欧米白人といわれる無限空間を食いつぶすハイエナ人種の価値観(グローバル・スタンダード)になりつつあるのだ。 この世の中に「流れが止まる」ということは物理的にありえない。この宇宙に存在するすべての物質は長い年月をかけすべて崩壊しまた再生しているのである。これは宇宙の真理であり法則である。方丈記の冒頭に「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず」とある。またお釈迦様は「時と共に消え失せてしまう存在への執着によって起る苦悩から人々を解放することが目的である」と言っている。時は止まっていないのである。 (7/10/02) |