ブレイクスルー・カードシステム

BREAKTHROUGH CARD SYSTEM


現象  完全なカード当て。演者は一組のデックを取り出し、良くシャッフルしたあと、観客に一枚カードを引いてもらいます。そのカードは直ぐにポケットなどに隠してもらい、残ったカードもケースの中に隠してしまいます。この状態で、相手の選んだカードを当てることが出来ます。
考察  予めお断りしておく必要がありますが、これは道具ではなくレクチャーノートです。
 文字通りシステムの一種ですが、これが凄い。誰がどう見てもバラバラで、恐らく規則性を見抜ける人は、まずいません。また、システムだけでなくフォールスシャッフルの(簡単なものですが)やピークの方法なども解説されています。また、このシステムを利用した応用マジックなども。特にピークの方法が良く、これだけでも役にたちます。
 最初見たときは「こんなの覚えられるか!」とも思いましたが、実際にデックをシステムどおりに並べている間に大体つかめてきて、1時間かからずに基本は習得することが出来ました。多少の計算力と、頭の回転の速さが必要ですが、少なくとも小学校高学年以上からであれば出来そうな気がします。これを演じたり練習したりしていると、確かに「頭の体操」になりますね。演じていて面白いです。
 これを使ったマジックは、以前セロがTVで演じていました。二人の観客に自分が後ろを向いている間にカードを取ってもらい、それを続けて当てるという演技でした。この方法も解説書に載っていましたが、非常に効果がある演出だと思います。手軽にやろうと思えば、相手にカードを引いてもらって、残りのカードを箱にしまったあと、直ぐに当てるなどもできますし、別に箱にしまわなくても直ぐに当てることが出来ます。
 今まで見たカード当ての中で、これを越すものはないです。シンプルな演技だけに、不思議さも増すはず。多少カードマジックを演じている方なら、少なくともこのシステムを覚えて損はないはず。
 ちなみに英文解説書ですが、まあ、、、英語が得意な人なら多分読めるようなものだと。少なくとも、システム自体を理解するだけなら海外で買ったほうが安いでしょう。でもまあ、とりあえずは下に挙げたものを薦めておきます。日本語で全部書かれているので・・・・・・。
参考 英文解説+それに対応した日本語訳冊子付きG’sファクトリー・3200円)