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シラユキゲシ:白雪芥子 2006.12.22.撮影

今年の暮れはあまり暖かいので狂い咲きです。
普通は春、3月以降に開花します。

洋種山野草として栽培されていますが中国南部が原産地です。
寒さは苦手とも言われますが、横浜では
屋外でまったく問題ありません。

地植にして何年もほったらかしですが、
毎年花をつけてくれます。

根際から水蓮の葉のような丸い葉を数枚出します。
地下茎を伸ばしあちこちに顔を出しますが、
半日陰を好むので我が家ではありがたい存在です。
夏には葉が無くなり休眠します。

植物学的にはケシ科に属し、
1属1種のちょっと変わった存在のようです。

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ミョウガの花、2006.9.30.撮影

夏の野菜として食べられるミョウガの花です。
食べるのは短い茎に、たくさんの鱗片が重なったものです。
普通、花が咲く前に取って食べます。
花は1日花で、鱗片の間から毎日のように1つ出てきます。

ランの花のようにも見えますが、つくりはまったく異なります。
”大きな花びら”は、4本の雄しべが変形合着したものです!!

ミョウガは単子葉植物なので、外花被(ガク)3、内花被(花弁)3、
雄しべ3+3が基本です。

ミョウガの外花被は小さくて、鱗片の蔭で見えません。
内花被は舟形で1つは上に、2つは”大きな花びら”の
下にのびています。

花の中心に黄色で長く伸びているのが、1本の雄しべです。
この雄しべは筒になっていて、中に雌しべが入っています。
根元の太くなっているところが、花粉を出す葯です。

残り5本の雄しべのうち、外側の1本は退化消失して、
4本は変形合着して”大きな花びら”になったというわけです。。

この不思議な花のつくりは、ミョウガの属するショウガ科の特徴です。
どんな歴史上の事情があったのか謎ですね。

ミョウガは5倍体2n=55で中国大陸が原産の史前帰化植物
だと言われます。同様の植物に3倍体のシャガやヒガンバナ
があります。共に種子はほとんどできません。
どんな事情で日本に運ばれたのかこれも謎です。

ミョウガは今の中国では食用にされないそうですが、
日本独自の野菜として日本ではその香りが楽しまれています。
昔中国で食用にされかどうかはわかりませんが、
日本では平安時代10世紀頃すでに、
食用にしていた記録があるそうです。漬け物?

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ノシラン、2006.8.19.撮影

林の中で見かけるノシランはとても立派に見えます。
葉の広がりが1mを越え、林の下草としては存在感があります。
ジャノヒゲ(リュウノヒゲ)の仲間ですが、それに比べると巨大です。
名は”熨斗蘭”の意味ですがラン科ではなくユリ科です。

日陰でも間延びをせずしっかり育つので、日陰の庭では
魅力的な植物ですが、小さな株では美しさが出ないのが悩みの種です。

また、大きな株にするのには年数がかかりますから
即席のガーデニングには向きません。
夏の終わりに真っ白な花をつけて日陰を明るい雰囲気にしてくれます。
花は開かないままに終わるものが多いのはどうしてでしょう。

 

学名は Ophiopogon jaburan(オフィオポゴン ヤブラン)。
変ですねぇ。。。
外国の学者が日本名にちなんだ学名にしようとして間違ってしまったようです。
学名は間違った位の理由で変えることはできません。

また「この植物は青い実をつけます」と書くと、間違いになります。
なぜでしょう?
青い実(果実)のように見えるのはむき出しの種子なのです。

受粉して種子が成長を始めると子房壁はすぐに破れて
干からびてしまいます。そのために、むき出しの種子が
なっているということになります。
これは例えれば「柿の実の食べるところが消えてしまい
種子がむき出しでへたの上にある」といった状態です。
種子の写真は2005.1.22.撮影。

この青い実のような種子はヒヨドリの好物です。
色付くとすぐに食べられてしまうのがもうひとつの悩みです。
地味ですが話題の多い植物でした。

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ヒメイワタバコ桃色花、2006.8.18.撮影

イワタバコは三浦半島周辺では日陰の湿った崖に見られます。
そんなにめずらしい植物ではないが、
人が取ってしまうためか手の届く高さにはほとんど無い。

人が取らないところでは高い所から地際近くまで連続して生えています。
このあたりのイワタバコは花の時期が最も早い「ケイワタバコ」だと思います。

我が家には明らかに開花時期の異なる3種類のイワタバコがある。
5月下旬〜6月上旬に咲く「ケイワタバコ」と思われるもの。
7月上〜中旬に咲く「イワタバコ」と思われるもの。
8月中旬に咲く「ヒメイワタバコ」。

7月上〜中旬に咲く株はずっと昔、
東京の町の花屋でおかしな時期に咲くイワタバコと思って買ったものです。
花屋ではあまり見かけないのでだいじにしています。

この仲間には、ストレプトカーパスやセントポーリヤ、グロキシニアなど
園芸植物として改良を加えられたものがたくさんあります。
イワタバコの仲間は葉を適当に切って、清潔な土か砂に挿しておくと
比較的簡単に増やすことができます。

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カンアオイ の仲間、2006.6.5.撮影

カンアオイは冬も青々としているので寒葵。

春に新しい葉を出します。写真は今年の葉です。

この葉はいわゆる斑入りではなく、自然の葉模様です。

カンアオイにはたくさんの種類の自然の葉模様があります。

なぜカンアオイはたくさんの葉模様を必要とするのか不思議です。

カンアオイの仲間のウスバサイシンの花です。

3枚の突起はガクで、花びらはありません。

カンアオイの仲間は地際に暗紫色の花を咲かせるものが多い

のでつい見逃してしまいます。

写真の花は実物より少し拡大してあります。

学生の頃、前川文夫博士の本を読みカンアオイの進化について興味を持ちました。

最近、遺伝子の塩基配列に基づく植物の系統分類(植物の進化の道筋)
が新聞などでも話題になっています。急にカンアオイの研究はどうなった
か知りたくなり、調べているうちに、写真の整理も、ホームページの更新も
ほったらかしになってしまいました。

せっかくなので、少しまとめてみたいのですが・・・
とても難しそうです。

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ツバキ「マリア様」、2006.4.4.撮影

ヤブツバキ系の比較的新しい品種。

変わった品種名ですが長崎産とのこと。

開花は3月に入ってから、

遅咲きの品種はあまり好まないのですが、

色と形にひかれて買い求めました。

暖かくなると咲進み花形がやや開きすぎになります。

春なのでおまけの写真を2枚。

ミツバツツジ、2006.4.10.撮影

葉が3枚、輪生のような着き方をするのが名前の由来。

広く分布するが細かなちがいにより、いくつもの種類に区別されている。

シロヤマブキ、2006.4.10.撮影

ヤマブキに似ていますが別属。

花弁が4枚、葉が対生するなどのちがいがあります。

ヤマブキは日本の広い範囲に分布しますが、

シロヤマブキは極く限られた場所にしか分布しないそうです。

庭では種がたくさんでき、苗ができるのに不思議です。

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スノードロップ、2006.1.16.撮影

ヒガンバナ科の小さな球根です。

今年の冬はとても寒いのにもう咲いてくれました。

いくつか品種があるようなので、

これは早咲き品種なのかもしれません。

他の株はまだやっと蕾が見えてきたところです。

先日の雪では地面に押しつけられていましたが、

今では何事もなかったように白い花をつるしています。

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アシズリノジギク、2005.11.14.撮影

足摺野路菊。漢字ではこのように書きます。

ノジギクは海岸地帯に生育する野菊の1種です。

分布は広く近畿以西、四国、九州におよびます。

分布が広いため地域ごとに変異が見られます。

四国の足摺岬周辺には葉が厚く、茎や葉の裏面に白毛が多く、

葉の縁が白く見えるものが生育しています。

これをアシズリノジギクと呼び山野草として栽培されています。

また、栽培菊育成の原種の1つになったといわれています。

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