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春の庭 4月−2

真っ直ぐに伸びた、ミツバウツギの枝から柔らかい葉がでそろって春の光と戯れ

ています。ミツバウツギは枝の出方が荒くとても庭木になるような木ではないのか、

よその庭では見かけたことがありません。

この庭でも、わざわざ植えたものではなく、何か他の木に着いてきたようです。

小さな庭にはまったく収まらない木ですが春の柔らかな緑の葉と真っ白な花が

捨てがたく、そのままにしてあります。

「ウツギ」とゆう名の植物は本当にたくさんあります。漢字では「空木」を当てます。

茎が中空なのに基づく名と言われています。本当に中空ではなく、白く柔らかい

髄が詰まっていものも含まれています。鷹取山など六浦周辺の山にも、ウツギ、

マルバウツギ、コゴメウツギ、ツクバネウツギ、ハコネウツギなどがあります。

探してみてください。

「ウツギ」の名がついても、分類的には近い仲間とは限らず、まったく違った

植物のあつまりです。花を比べてみるとよくわかります。


ミツバウツギの新緑と蕾


アネモネ・ブランタ

日本のイチリンソウやニリンソウに近い、ヨーロパ原産の植物です。


アジュウガ

日本のジュウニヒトエと言う植物に近い、園芸種。


ホタルカズラ

どこの山でも見られる日本の植物です。鮮やかな青い花が人目を引きます。


エビネ

もともと、この周辺の山にも、たくさん自生していたのですが、宅地開発と、乱獲により今ではほとんど見かけなくなってしまい、残念です。最近では人工培養と、人工交配で華やかな色や形の花が、たくさん作出され販売されています。

山から取るのをやめ自生地を守れば、また増えることも夢ではないのではと思います。ただ、種子からの成長はきわめて遅く、発芽率も低いので長い年月がかかる気の長い取り組みが必要です。


キエビネ

林の中に、こんな鮮やかな黄色い花が、野生で咲いているところを想像してみてください。エビネより大型で四国の方に野生しています。比較的丈夫でこの庭でも増えていくようです。山から取るのではなく花屋さんから買いましょう。500円くらいで買えるはずです。