ようこそ五行歌 -2009/03/13-
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初々しい夏
真っ暗な浜の潮騒と
火照る肌に夜風が
絡みついてくる
素足に波が寄せる
思春期の頃の思い出
鎌倉の海を思う・・・
何もかもが変わってしまったけれど
あの時の風と、同じ夜風が吹く
さっきね
電話があった
無言じゃなくて
言葉が添えられた
余計、泣いた
いつの間にか届かなくなった声
着信番号に懐かしい番号
私も無理してかける事はなかった
でも、そんな事言われたら
女は泣くよ・・・泣いちゃうよ。
五行歌のご説明
五行歌とは
『古事記』、『日本書紀』に遺されていた古代歌謡を日本の詩歌の原型として現代に生かした新詩型です。一行を一息で読める長さとしての一句として五行で書くという規定以外にいっさいの制約がないことを基本としています。行分けによる呼吸論に着目して個々の独自性と理想型を目指した詩歌形式を創始者草壁焔太先生が発案し、定着させました。和歌や俳句のような呼吸が一定の音数律詩歌の音数規定を外し音数を自由にすることにより、詩歌の言葉運びやフレーズ運び、行運びによる各自の呼吸運びに創造性をもたせ、詩歌としての言葉を生き生きと甦らせています。 出典:
ウィキペディア
五行歌創始者 草壁焔太先生
(くさかべ えんた、昭和十三年三月生 )は五行歌創始者である。満州大連市生まれ。昭和二十二年に香川県小豆島へ引き揚げる。昭和三十年に前川佐美雄の「日本歌人」に入門。短歌、自由詩を書きながら、昭和三十二年、新詩型五行歌を創始。昭和三十六年、東京大学文学部西洋哲学科卒業後、新聞社に勤めたが、その後職を転々としながら詩歌を書き、歌集、詩歌誌の創刊に励む。平成六年四月、「五行歌の会」を発足し、月刊誌「五行歌」を創刊する。近年は日本文学館主催の文芸賞審査委員に就任し、話題を呼んだ。 出典:
ウィキペディア
草壁焔太先生著作
『本当に愛していたら』
『心の果て』
『川の音がかすかにする』
『散文人間、韻文人間、データ人間』
『五行歌を始める人のために』
『五行歌入門』
『五行歌の事典』
『飛鳥の断崖-五行歌の発見』
『海山』
など多数。