胎内記憶
みーちゃんの夢の種

みーちゃんが、まだお空の上にいたときのお話です。


あるとき、神様が真っ白いふうせんをくれました。

でも、その白い風船はしぼんでいます。


「みーちゃん、下を見てごらん。いろんなものが見えるだろう?やってみたいなあ!!楽しそうだなあって思うものは見えたかい?」と神様がおっしゃいました。


みーちゃんは雲の間から下を覗き込んで、きょろきょろと見渡しました。すると、一人の女の子が、お母さんとお花を摘んでいました。たんぽぽで首飾りを作っていました。とっても楽しそうでした。みーちゃんは、「いいなあ。とっても楽しそう!!」そう思いました。するとその瞬間、みーちゃんの手の中に1つの種が出てきました。「それはね、みーちゃんの夢の種なんだよ。あんなことしてみたいなあって思いがその種になったんだよ。これから、そんな種をいっぱい集めてごらん。種はふうせんの中に入れておくんだよ」そう神様はおっしゃいました。


それからのみーちゃんは、ちょこちょこ下を覗き込んでは手のひらに種を出してふうせんに溜めていきました。


やがてふうせんは、もうこれ以上種は入らないというくらい大きくなりました。すると神様は、「みーちゃん、とってもたくさん種が集まったね。もうそろそろいいだろう、、、。みーちゃん、下をのぞいてごらん。そして、お母さんを見つけてごらん。自分で探すんだよ。」とおっしゃいました。


みーちゃんは、また下をのぞいてじーっとみつめていました。すると、一人の女の人が目に止まりました。にこにこ笑って、とってもやさしそうな人でした。「神様・・・あの人がいいな」と指をさして神様に伝えました。


いよいよみーちゃんが下の世界にやってくる前の日になりました。神様はみーちゃんのふうせんに向かって「えいっ!!」と魔法をかけました。すると、真っ白だったふうせんは、虹色に光り出し大きく大きく膨らみ始めました。パーーーン!!!とうとう風船は破裂してしまいました。中に入っていた種は下へと散らばりながら落ちていきました。


「あっ・・・種が・・・」自分の体が落っこちそうになるほど身を投げ出して、みーちゃんは種を追いかけようとしました。

あわてて神様がみーちゃんの体を引っ張って、おっしゃいました。「いいんだよ。あの種たちはね、いろんな所に散らばって、やがて芽を出して花を咲かせるんだよ。そして、その花たちをみーちゃんが一つ一つ見つけていくんだよ。そして、夢をかなえていくんだよ。すると花たちはやがて立派な実をつけるだろう。みーちゃんがまたお空の上の世界に戻ってくる時、その実った種を持って来るんだよ。そして、その1つ1つの種のお話を、私に聞かせてくれないか・・・楽しみに待っているよ。下の世界でがんばっておいで。私はいつも見守っているから大丈夫。困った時はお空を見上げて相談するんだよ。いいね!!」と。


そして、いよいよみーちゃんが下の世界へ旅立つ時が来ました。神様は、みーちゃんのほっぺにチュッとキスをしてくれました。するとみーちゃんは金色の光となって、選んだ女の人のお腹の中に入っていきました。


赤い屋根の小さな家の小さな庭で、女の子はヨチヨチ歩き始めました。それを見ていたお母さんとお父さんは、「歩いた~~~」と大喜びです。あたたかな日曜日の朝です。庭の隅には、一輪の花が風に揺れていました。


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私が40歳、次女が5歳のときのことです。
【おかあさん、人生なんて全部自分で決めて生まれて来るんだよ。】
【わからないことがあったら自分自身に訊きなさい。答えは自分自身が知っているから。】と、
教えてくれました。 そして、空の上で神様と一緒だったことや、私を選んで生まれてきたことなど、
ほんとうにたくさんのことを教えてくれました。それらのことを基に作ったお話が、
【みーちゃんの夢の種】(2006.2.3)です。絵本にしたいという夢を
持っていますが、このたびMikiさんがWeb絵本にしてくださいました。絵本に
向けての一歩を踏み出せた気がしています。
ご覧いただいた感想などいただけたらうれしいです。


花空 メールアドレス u-tanaka@mwa.biglobe.ne.jp

   ミクシィ http://mixi.jp/show_profile.pl?id=807462&from=navi


Mikiさんのプロフィール
育児中のママをサポートする baby-zooの 
http://www.baby-zoo.net/
ママたちに 癒しを提供する 
baby-zoo オリジナル WEB絵本のページの
担当者 Miki 


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